賃貸物件の空室問題は、日本中のオーナーを悩ませている課題です。
特に単身者向けマンションは、ファミリー向け物件より入退去が激しいので、物件の魅力を上げて競合との差別化を図ることが大切です。
そこで今回は、満室経営を目指すオーナー向けの、おすすめ空室対策をご紹介したいと思います。
賃貸マンションの空室対策:部屋の雰囲気を変える
空室対策はコストがかかるリフォームばかりではなく、低コストでも部屋の良さを演出できるかが大切なポイントです。
そこでポータルサイトに掲載する画像も、内見したくなるような魅せ方を工夫しましょう。
ドアや引き戸は開けて開放感を出す、家具家電を配置し印象づけるといった方法があります。
また室内画像は、外が明るい晴れの日より、曇りの日の方が部屋を明るく写しやすいです。
そして内見前には換気や冷暖房を入れておくだけでも、入室時の内見者に与える印象がアップします。
賃貸マンションの空室対策:初期費用を下げる
空室が続くからといって、安易に家賃を下げるのは経営面で得策ではありません。
家賃は維持しつつ、敷金・礼金やフリーレントで差をつけて初期費用を下げるのも効果的な対策です。
また入居者プレゼントを用意すると、入居率アップの決め手になります。
引っ越し直後は何かと物入りですから、商品券などは喜ばれます。
品物なら、トイレットペーパーのような引っ越し当日から使用する消耗品、防災用品(保存水・乾パン等)のような暮らしに役立つ品がおすすめです。
ただし税務調査の対象になったときに備え、商品券をプレゼントにする際は入居者から受領証を受け取るようにしましょう。
賃貸マンションの空室対策:入居率アップと退去防止策
築年数や立地面で不利なマンションは、とにかく内見数を増やすことが重要です。
ペット可やSOHO利用可・高齢者可など、これまでと異なる客層もターゲットに加え見学者を増やしましょう。
こうして物件を目にする人が増えれば、入居率アップに繋がります。
ただしこれまでと異なる属性の人が入居するなら、退去防止のため既存入居者への配慮が重要です。
長期入居者に対しては、プレゼントにより退去を防ぐ対策がおすすめです。
温水便座やTVモニター付きインターフォンなどは、設置コストはかかりますが退去後も残るアイテムです。
また長期入居者だからこそ、故障はしていないが設備の劣化・摩耗に不満を抱いているケースは少なくありません。
そういったマイナートラブルを解消するため、ハウスクリーニングやプチリフォームも喜ばれるでしょう。
部屋のメンテナンスを兼ねることができるので、部屋の状態改善に繋がります。
入居者の属性に応じて、プレゼントするモノやサービスのパターンを用意しておきましょう。
まとめ
入居率を上げて満室経営を目指すための、賃貸マンションのおすすめ空室対策を紹介しました。
どんなことをすれば喜ばれるのか、内見客・入居者目線の対策が効果的です。
部屋の魅力もさることながら、このオーナーの家に住みたいと感じてもらえるような差別化がおすすめです。
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